能登スタイル夏合宿(後編)
さて、前回のブログで地ビールに地豆腐体験をした能登スタイル夏合宿、後編です。
道の駅狼煙を後に、車は海岸線沿いを走っていると、なにやら人だかりが・・・
なんとこれ、全てかかし!にぎやかです。
これだけいたらカラスもびっくりして寄って来なさそう。
そして一行は木の浦海岸へ。
山も海も田んぼも民家もあって、素敵な風景がひろがっていました。
田んぼもものすごくきれいで、おたまじゃくしやアメンボ、カエルが元気に泳いでました。
こんな素敵な場所にあるログハウスに住んでおられる、星稜大学の澤先生夫妻にお話を伺いました。
このあたりは、冬になると風も強く、気候が一番厳しい土地だそう。この土地に住むようになった経緯や、
NPO法人日置らいで行っている活動などのお話を聞きました。
日置らいでは、タコすかしで捕獲したタコと、地元素材を使ってたこ焼きを作る体験や、
納豆を作る体験などをしているそう。
このおうちの隣には二三味珈琲の焙煎をしている舟小屋があり、
ご夫妻がなんと挽きたてほやほやの珈琲豆でいれた珈琲を振る舞って下さいました。
波の音を聞きながら挽きたての珈琲。贅沢なひとときでした。
木の浦の素敵な風景をしばし堪能してリフレッシュしたあと、お宿に向かいます。
今回宿泊したのは、農家民宿「ひろ吉」さん。
原木のしいたけを栽培されている農家さんでもあり、民宿の前には原木が並んでいます。
ここで、夕食としてピザ焼き体験をさせてもらいました。
一次発酵までしてくださっていた生地の形を整える作業から。
コツを教わりながら
スタッフも挑戦!
手をうまく使って生地をきれいにまとめていくのは至難の業。
なんとかまとまった?
これをさらに醗酵させます。
その間に火おこし。ご主人のひろ吉さんが数ヶ月かけて作った釜だそう。
火がぶわーっと釜の中を回ります。
そして醗酵した生地がこちら。
こんなに膨むなんてびっくり。生地って生き物なんだなあと実感しつつ、
生地をいよいよのばします。
自家製のトマトソースを塗って、具材を置いて、釜で焼いてくれます。
完成!
まずは山菜の乗ったピザ!
以下、スタッフの胃袋に一瞬でおさまって行ったピザたち。
食べてばっかりな合宿なのは気のせい・・・?
・トマトとチーズとバジルでマルゲリータ
・生ハムとルッコラのピザ。焼かないピザはさっぱりして新鮮!
・にんにくとチーズとトマトのピザ
・原木しいたけ&きのこのピザ
・最後は磯のかおり、あおさのピザ
ピザ以外にも、奥さんのふみえさんお手製・原木なめこと枝豆のお味噌汁など、
地元珠洲の食材を使ったお料理、お腹いっぱいいただきました。
そしてこの日は夏至。ということで、能登らしく、和ろうそくでキャンドルナイト。
菜の花ろうそくに、お米のろうそく、灯りのひとときシリーズなど、
色とりどりの和ろうそくでゆったりと過ごしました。
和ろうそくの灯りの中って本当にリラックスして集中しておしゃべりできるんですよ!
翌日はまたまた豪華な朝ご飯。
珠洲のおいしいお米に、お味噌汁、焼き魚にもずく、手づくり豆腐まで!
お豆腐は、豆乳に、海水をいれて固めたもの。
ほんのり甘くて、調味料いらずのやさしい味。
今回宿泊した農家民宿ひろ吉さんは、ごはんもおいしいのはもちろん、
親戚のおうちに遊びにきたような、ホッとする雰囲気。
ひろ吉さん、ふみえさん夫妻のあたたかい人柄がくつろげるお宿でした。ありがとうございました!
風景、人、ものなど、能登の魅力を改めて満喫できた合宿でした!
フジイ@能登スタイル
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