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能登の産品を販売中!能登スタイルストア

志賀町・籠漁の甘エビ

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2012年6月18日 (月)

梅雨

本格的に梅雨。

特に北陸は雨や湿気が多い地域とあって、憂鬱な季節・・・

でも、雨や湿気が多いのは、悪いことばかりではないんですよ!


例えば、輪島塗。
漆は湿気で乾くという特性があります。
つまり、能登の湿気が、輪島塗に必要不可欠なのです。

先日、能登スタイルストアでもおなじみ、輪島のキリモトさんのところへ見学に行かせてもらいました。

私の母校では、ゼミで毎年キリモトさんや輪島塗の職人さんのところへ見学に行っていて、
今年は先生や後輩たちにまざって同行したという訳です。

◯まずは桐本木工所へ。

なめらかなツヤと質感。キリモトさんの輪島塗りは本当に美しいのです。

美しいだけじゃなく、機能的。
コップにしても、口当たりがやわらかい。日常に使える輪島塗。
本物ってこういうことかとハッとさせられます。

Dsc_8576

商品や、紙芝居を使って熱心に説明してくださるキリモトさん。

輪島塗は木地、塗り、蒔絵などもともと完全分業制なことや、漆の特性、塗るハケは海女さんの髪の毛から出来ている(!)ことなど、濃密な講義。

Dsc_8577

職人さんの仕事場にもお邪魔させてもらいました。

Dsc_8587

これは・・・!

能登スタイルストアでもおなじみの名刺入れ

すてきです。思わずうっとり。

◯次は木地職人の寒長さんの工房にお邪魔しました。

Dsc_8600

寒長さんのすごいところは、なんと喋りながらお椀を削って行くんです。

しかもトークが面白い!すごすぎる。

手ざわりとカンでここまで仕上げるのは、さすが職人さんです。

Dsc_8611

◯最後に蒔絵師の中島さんの工房へ。

Dsc_8621

さらさらっと絵柄を書くことわずか1分ほど。

植物や動物がまるで生き生きと動き出しそう。

他にも、貝を細かくくだいて貼付けた工芸などを見せてもらいました。

Dsc_8623 

実はこの見学は2度目なのですが、何度見ても職人さんは凄いです。

輪島塗、奥が深いです。

フジイ@能登スタイル

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