野草でお茶
能登はいよいよ梅雨入りしたようで、ちょっとじめじめ感が出てきました。
日本には24の季節があって、今年は6月4日までの季節を小満といいます。
「いのちが次第に満ち満ちていくうころのこと。草木も花々もとりも虫も獣も人も、日を浴びて輝く季節」
とあります。
というわけで、先日、生き生きとしだした野草をお茶にしよう!というアートNPOヒミングさんのワークショップに参加してきました。
場所は、富山県の氷見市。富山って遠いんじゃ・・・と思っているのもつかの間、氷見市は能登の隣の市で、中能登からだと約30〜40分ほどで着いてしまいました。近い!
梅谷の里という、美しい里山です。
先生の野草の解説をもとに、山散策&野草摘み。
この日は、クマザサと、カキドオシという野草を摘みました。
カキドオシという名前は、垣根も超えてしまうほど伸びることが由来だとか。
カキドオシは、茎が長く、葉っぱは小さくて丸くぎざぎざしているのが特徴。
ちょっとハーブみたいなさわやかな香りがしました。血糖値を下げてくれるとか。
たくさん収穫したあとは水で洗って干します。
ホームセンターなどで売っている干物などを干すやつがベストだそうです。
これで1週間ほど乾燥させます。
このあと、あらかじめ1週間乾燥させた野草からお茶の入れ方をレクチャー。
色んな野草をブレンドしたお茶を、木漏れ日の中でみんなでいただきました。
とっても飲みやすくおいしかったです◎
その後、このワークショップで摘んで来たカキドオシを少しいただいて、おうちで干してみました。
ぱりっぱりになってお茶っぽさが出てきました。
あんなにたくさんあったのに見事に縮んでいます。
これをフライパンで香ばしく煎って粉状に。
古川商店さんの冷やしクリームパン(大納言小豆クリーム)とともに。優雅なティータイムです。
おいしくて体に良くて、何より身のまわりのものでできる楽しい野草茶作りでした!
ヒミングさん、ありがとうございました(*^^*)
フジイ@能登スタイル
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