春祭り
ここ数日、気温がさらにグッとあがってきました。
GWまっただ中です。能登も気温とともに祭りムードが高まっています。
明日からは能登最大の祭り、青柏祭ですね。
日本最大の山車「でか山」が曵き回されます。
普段はのどかな七尾のまちも、この祭りの時は人の活気がすごい!
七尾の人は、このお祭りが近づいてくると、妙にそわそわしています笑
祭り好きの血が騒いでいるのかも!
今年も見に行きたいと思います!楽しみ!
祭りといえば、七尾のおとなり、私の地元である中能登町の地区の春祭りがありました。
田植え前に、「今年もお米がうまく、たくさんできますように」という祈りの祭りです。
神様の乗り物である、おみこしが地区中を練り歩いて、
毎年決まった家(お金を出した家)におみこしをおろし、宮司さんがお祓いをします。
家の前では天狗や獅子舞が舞います。こうすることで、その家の人はその年幸せに過ごせるといいます。
主に中能登では、「天狗」と「べっさい」が獅子をいさめる「獅子殺し」というパフォーマンスが一般的だそう。
子供が中心となって、太鼓と笛、鐘のお囃子をします。
ちょっと前までは女子禁制でしたが、今は子供も少ないので、女の子も演奏しています。
獅子舞は大人の役目。一番技量とチームワークが問われる技です。
獅子舞は越中獅子と能登獅子があるそう。これはまた調べてみたいです。
天狗は、緑色の着物と、紫のもんぺ、赤色の面が色鮮やかです。
舞は飛んだりはねたりと軽やかな振り付けです。
昔は子供達がやっていましたが、少子化もすすんできたためか、若い衆のリーダーが舞っていました。
赤い着物と長い髪が特徴の「べっさい」は、飛んだりはねたりはしないけれど、棒を回したりする振り付けが印象的。
位置づけは、天狗の下位だそう。
「べっさい」の正体は、近所のなんでもよく知ってるおじちゃんに聞いてみましたが、
「調べなわからんなあ〜」と言われました・・・
しかも、そのおじちゃんいわく、もう1体、刀の舞をする役割の人が昔はいたそう。
色々気になることがでてきました・・・。
日も暮れてくると、一行は地区のお宮さま(神社)に向かいます。
神社の境内で、最後の舞を踊り、祭りは終了。
秋には豊作を感謝する祭りが同じように行われます。
町民文化の祭りである七尾のでか山のように華やかではないけど、
農民がいかに田んぼを中心とした生活をしてきたかがよくわかる祭りだと思いました!
でか山も楽しみです!
フジイ@能登スタイル
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