能登の幸 × NARA’sシェフ ~地元食材を活かしたイタリアン、フレンチの饗宴 in 能登島 前編
少々遅くなりましたが、日曜日に参加した
「能登の幸 × NARA’sシェフ
~地元食材を活かしたイタリアン、フレンチの饗宴 in 能登島」について、レポート的なブログを書いていこうかな~と思います。
ツアーには能登島と穴水の2つのルートがあり、私が参加したのは
能登島の野菜農園を巡る方のツアーでした。
1つめに訪問したのが山崎農園。
山崎農園では、化学肥料などを使わない有機栽培を行っているそうです。
私たちが見学したのは、春菊を栽培しているビニールハウス。
ビニールハウスは2重になっていて
とっても暖かく、中は40度にもなるの
だとか。しかも暖房もつけずにその
温度だそうです。
湿気も高く、入るとすぐ眼鏡やカメラ
のレンズが曇ってしまいます……。
このビニールハウスは大葉春菊と中葉春菊が栽培されています。
私は北海道と東京に住んだことがありますが、大葉春菊を見たのは能登で初でした。
加賀野菜である金沢春菊が大葉春菊にあたるのだそうで、その他には四国や九州などでよく出回っているそうです。
なんと瑞々しく、活き活きとした葉っぱでしょう!今は冬で、外の葉っぱもお休み中なので余計そう感じますね。
大葉春菊は中葉春菊よりも肉厚な感じです。
摘んだ大葉春菊をそのままいただきました。春菊を生で食べたのは初めてで、やっぱり味に癖があるなとは思います。
でも口に含んだ途端にいい香りが広がり、なんともいえず幸せな気分になれました。
夏になるとトマトなど他の野菜も収穫できるようになるそうです。
しかしいい天気でした。これは山崎農園から歩いてちょっといったところから見える景色です。
2つめに訪れた場所はラコルト能登島です。
ラコルトでは、能登島の耕作放棄地を使って、主にイタリアの野菜を育てているそうです。
まず初めに訪れたのが、オリーブ畑。
2年で100本の木を植えたそうです。
オリーブといえば地中海沿岸で、暑いところで育つイメージが強かったのですが、
実際には最高気温10度(最低気温-2度くらい)くらいまでなら耐えられるそうです。
ただし霜や雪などには弱いので、注意が必要だそうです。
植えてから3年くらいで実が生り始めるそうで、
これからどれぐらい実が生るのか、楽しみですね~。
次に訪れたのは野菜畑。
一つ目の野菜はカーボロ・ネロ(別名黒キャベツ)。
こんな見た目をしていますが、味見をさせていただくとキャベツでした。トスカーナ地方の野菜だそうです。
2つ目の野菜はラディッキョ・ロッソ・キオッジャ(レッドチコリ)です。
キャベツとは全く別物で、苦味があるそう。
ポロねぎもありました~。調べてみましたが、日本で生産してるのはかなり珍しいようです。
長くなってしまったので今日はこの辺で、明日はこの後行われた能登ディナーについて書こうと思います。
フルダテ
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