年末感
こんにちは。
能登はやっと雪が溶けたな〜と思ったら、また今日はしんしんと降ったりしています。
寒過ぎるので、最近靴下を貸さねばきするのがマイブームです。
靴がなんだかいつもよりきつい気がしますが笑、すごくあたたかいのでおすすめです!
さてさて、気がつけばもう年末ですね〜。
昨日ホームセンターに行ったら、こんな光景が。
これは、「蓬萊(ほうらい)」といって、
年末になると神棚のところに次の年のために提げ変える、能登地区に多く見られる半紙のかざりです。
習字で「福寿」や「繁栄」などのおめでたい語を墨書きしたもの、赤い台紙を下に張って切り絵をしてあるもの、
干支や恵比寿様等の神様のモチーフのものもあったり、バラエティ豊富にとりそろっています。
漁師さんのおうちでは「大漁」と書いているところもあるとか!
奥能登のほうでは、地元の達筆な方が大量に書いたものが役場などに置かれていて、
「ご自由におとりください」状態のものもあるらしいですよ!
我が家はまだ張り替えてませんが、こないだ、神主さんが神棚のお祓いをしてくださいました。
わたしの地域では、この時期には、神主さんは集落一帯を歩いてお祓いして回っています。
この蓬萊ですが、おそらくは高野山や出雲などでの風習がルーツらしいです。
山陰地方やなどで、部屋に結界として飾る切り絵などがあるとか。
そして、わたしも買いました。
一つ一つ、切ったり手描きして、しかも神社でお祓いをしたものを
ホームセンターで売っているのがなんだか面白いな〜と思いました!
フジイ@能登スタイル
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