梅仕事と野草のWS、終了しました


今日は夏至ですね。
少しずつ昼の時間が短くなり、宇宙のエネルギーの転換期ですね。

先週の土曜日、金沢の八百萬本舗にて「梅仕事と野草を楽しむワークショップ」を実施しました。
八百萬本舗には、「能登スタイルストア」のアンテナショップがあるのです。
メインのウェブストアでは能登の産品のみ販売していますが、
八百萬には金沢への観光客の皆さんも多くいらっしゃるので、金沢の産品も置いています。

こちらは前々日に行った、親戚宅の梅の木です。今年は小粒でした。

この木の向こう側は元田んぼの湿地帯で、ぬかるみにはまりながらの
作業でした。
小さな小さな小川も流れてるのですが、毎年オタマジャクシやメダカ、
アメンボ、タニシで賑わっています。
大好きな場所です。
この場所に中学生の頃に出会ったので、移住も決断できた気がします。

さて、梅もぎ中に暖かくなってきたら、やぶ蚊に沢山顔や手を刺されました。
幸いにも周りにドクダミが沢山生えていたので、葉を揉んで、患部にすり込みました。いつの間にか腫れも痒みもひいてますよ。
ヤブカラシやヨモギも同じ効果があります。他にも色々あると思いますので、
皆さんの身近な野草で試してみて下さい!
(かぶれる可能性もあるので、パッチテストするか調べてからの方がいいですね)
虫刺され薬がいらなくなるかもしれません?

梅、ドクダミ、野ミツバ。
野ミツバは、売っているミツバより野性味あふれる味です。
ミツバをわざわざ買うことがないので、この時季にお吸い物にすると、
季節の恵みを感じますね。

こちらは洗ったドクダミを乾燥させているところ。
会社に行くので室内に吊るしてますが、本当は外の風が当たる日陰で干した方が良いです。(後半は会社に持っていって、乾かしました!)
カビないように、3日ぐらいでカラッと乾かすのが理想です。
八百萬本舗のお座敷で和気あいあいと開始。
特に身近にありそうないくつかの野草を持っていき、薬効などを
少しだけ勉強しました。

乾燥させた野草ブレンドを焙煎中です。本当は土鍋などでできると尚良いです。
まとめて焙煎して保存する、ではなく、飲む直前に焙煎するのが美味しくいただくコツ。
中火でゆっくり火を通して下さい。

野草茶の味は慣れないと飲みにくい人も多いかと思いますが、
始めて飲んだ方でも「おいしい!」というお声もちらほら上がっていました。
飲む以外にも、お風呂に入れるとか、化粧水にするとか、色々な
使い方ができます。

これはドクダミの花。これを瓶に詰めて、ホワイトリカーなどを入れてエキスを抽出・熟成させます。
3ヶ月もすれば、美白化粧水の完成。
もちろん薄めて使いますよ。パッチテストもして下さいね。

その後は野草茶を飲みながら、梅酒か梅シロップを作っていただきました。
梅酒や梅シロップには疲労回復や美肌、解毒、整腸作用などがあると言われています。

初めて作る方が多く「いいきっかけになった」「一人参加でも楽しかった」と喜んでいただけました。
次の日に、野草茶をいただいたり、梅味噌や梅酒を作った、と報告をしてくださった方もいらして案内人冥利につきました。(笑)

私も初めての案内人役でしたが、皆さんと楽しく過ごすことができました。
ありがとうございました!

また、7月も同じ場所で、ワークショップを予定しています。
仁行和紙に関するワークショップですが、また詳細は担当のインターン生から
案内させますね。

やっぱり梅の季節が終わる前に、もうちょっと梅仕事をしようかなぁと思ったハシモトでした。

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