田植え

GWの話の続きです。

GW最終日。能登島で田植えにも参加させてもらいました!

お天気はちょっと怪しい感じ。ぱらぱらと雨が降ったりやんだり。

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このおうちでは苗から田植えから稲刈りまで全部手作業だそう。

うちにも田んぼはあるのですが、苗は農協で購入して、機械で全部やっているのですごく新鮮。

田植えはまず木のわくを転がします。こんな感じだそう。

これで苗を植えるための印をつけていきます。

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稲の苗は、春先に種まきをして、苗に育てたものを植えます。

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長靴をはいて、腰にカゴをぶらさげて万全の体制で田植え開始!

苗を3?4本づつ採って、わくで付けた印にそって苗を植えていきます。

島のおばあちゃんたちは田植えが早い!
私がもたもた植えている間に、ひょいひょいっと広範囲を植えていきます。
しかも列もきれいです。さすが。

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まっすぐに植えて、ちゃんと列がきれいになるように植え、かつ、植えた苗を踏まないように歩くのは難しいです。
でも、百姓のDNAが染み付いているのか、田植えうまいとほめられました(*^^*)やった!

休憩には、手づくりのおはぎ。これがまたおいしい!

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黒ごまと、黄緑のものはきなこ(能登でのきなこは緑色のうぐいす粉と呼ばれるものが多いです。)
真ん中の緑色のものは草もち。左のは自家製のたくわん。

ほんのりした甘さとやさしい味がおいしすぎてばくばく食べてしまいました。

休憩のあとは、再び田植え。全部終わったあとはお昼ごはんまでごちそうに。(千さん、ありがとうございます!)

手で植えるとなんだか愛着がわきました!秋が楽しみです。

これを機に家の田んぼも手伝おうと思いました笑

フジイ@能登スタイル

立夏

長い連休が終わりましたが、みなさんいかがお過ごしでしたでしょうか?

私は、祭りを楽しんだり、奥能登ドライブで道の駅めぐりを楽しんだりタケノコ掘ったり、フキを採ったり、田植えのお手伝いをしたりと、ふだんは超がつくひきこもり体質の私からは考えられない程充実してました!

さて、5月5日からは、暦の上ではついに夏に入りました。立夏です。

蛙が鳴く時期とありますが、4月後半からすでに夜は蛙が鳴いています。

今年は、冬がすごーく長かったせいか、桜をはじめ、色々時期が遅れているのか?

家の近くの竹やぶに春の味覚を探しに行ってきました!

まずは、タケノコ。

竹やぶにあります。この竹やぶ、私のじいちゃんの土地だそうです。

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足元を見ると、ひょっこりと頭だけでているやつが。

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こいつをスコップで掘り起こします。結構カタイ。

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ちょっとだけ頭を出しているものがおいしいタケノコらしいです。

あまり大きすぎるものは固くておいしくないとか。
土がいいところで育ったものは、やわらかくておいしいそうです。

で、タケノコは採ってしまわないと竹が増えすぎて、竹やぶがダメになってしまうとのことで(間伐のようなものでしょうか)どんどこ掘りました。

・・・そしたら大変なことに。

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これはほんの一部。今年は豊作のようです。

皮をむくとかなり小さくなりますが、多い。

皮をむいて、アク抜きをしてから食べます。

この竹やぶの近くには、フキも大量に生えております。

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葉っぱがでかい!トトロの傘くらいの大きさ。

これをバッサバッサと鎌で刈ります。

でもこの葉っぱは捨てます・・・茎を食べるからです。

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これを茹でて、外側の硬い皮をむきます。

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これを煮しめにすると絶品なのです。

アク抜きや皮むきなど、手はかかるけど、とってもおいしかったです!

フジイ@能登スタイル

さくらさくら

この間まで雪が降っていたとは思えない、ぽかぽか陽気。
金沢の兼六園はそろそろ葉桜になってきて、今週は能登が満開ピークを迎えます。

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オムライスの郷、宝達志水町に行ってきたよ!
宝達志水町は、金沢から車で50分くらいの能登の入口です。

河川敷の桜並木。
晴天です。

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春ですねー
仕事さぼって宴会したい気分だわ・・・

kiina@能登スタイル金沢出張所

春の足音

春ですね。気温も上がって日差しも心地良い季節になってきました。

家の前の庭も雑草が。久々に緑を見ました笑

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1年を24の季節に分ける暦(二十四節季)によると、今は清明という万物がすがすがしく明るく美しい、花が咲く時期だそうです。

北陸は寒くてどんよりした冬が長く続くので、春がキラキラして見えます。

うちの近くの梅の木。先日見たら花が咲いていました。

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先日の嵐で花は無事か心配・・・

ニュースなどを見ていると、東京ではもう桜が咲いていたようですね!

能登はまだかな~。

能登スタイルHPにも、能登の桜情報をアップしました。花見スポットやイベントなどを掲載◎

4月中旬~下旬には能登の桜イベントが開催されるようで楽しみです。

そして、明日4月7日(土)、8日(日)には、

乙女の金沢「春ららら市」も開催。

前回のブログにもありますが、能登スタイルでおなじみのあんなものやこんなものも!

わくわくうきうきな春になりそうです。

フジイ@能登スタイル

あえのこと

「あえのこと」は奥能登の農家の伝統行事。
”たのかみさん”(田の神様)に一年の豊作を感謝する独特な儀式です。

12月5日に、田んぼから神様を自宅に案内して、お風呂に入ってもらい
ご馳走を食べてもらう・・・
2月9日は、神様を田んぼにお帰り頂くため、再びご馳走やお風呂でもてなします。

先日、珠洲市若山の田中家でのあえのことを見学してきました。

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田の神様は、目が不自由な夫婦と言われているので、
まず当主がご馳走の説明をします。
この時にお供えするのは、その家々で違いますが、
赤飯、ダイコン、魚や煮物なんかが並びます。

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田中家の当主。
紋付袴の正装です。
この後、お風呂、囲炉裏で暖まってもらうという流れ。

目には見えない神様をもてなすのですから、
一見すると一人芝居のような感じで、不思議です。

今でも珠洲では、農家さんの6割が簡素化しながらも
自宅で続けているとも聞いています。

2009年にユネスコの世界無形遺産に登録されたこの行事、
能登半島という地形のためか、流出することなく、
生活の中で受け継がれてきた伝統として再注目されているのです。

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最後は、田んぼに神様を送って、鍬入れするのですが、
田中家では、本来はこの田起きは9日から2日間、
神様に自宅で休んでもらった後の11日にするそう。

今回は、見学者のために9日にして頂きました。

雪深い・・・ホント、この日は大雪だったんですよ。

この後、あえのこと談義に参加するため、珠洲は三崎の典座さんへ。
モノクロの世界ですね。

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坂本信子さんから、あえのことでの料理の説明をして頂きました。

坂本家も地主さんなので、昔からあえのことをするそうです。
魚は縁起物の出世魚ブリ。煮物や酢の物、和え物が並びます。

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甘酒は田の神様の大好物のようで、米から作るので収穫に感謝するという意味と、
土地の境界を「甘く」見てほしい(年貢が少なくなる)という意味もあるそう。

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そして、米づくり名人「すえひろ」の北風八紘さんを交えての食談。

昔は地主がこれで田んぼの作業の終了と開始のけじめとして
小作を集めていたとか。
終了が12/5だというのは、今から考えると遅い気もしますが、
昔は手作業。精米に至るまでのいろんな仕事があったそうです。

農地解放があり、今度は小作が地主がやっていたのを見よう見まねで行ったり、
出稼ぎに行く当主の代わりに留守を守る奥さんがやったりと、略式化されますが、
それでも、こんな古式風習が残っているのは、奥能登だけ。

貧しい時代は、このあえのことのご馳走が本当に楽しみだったそうです。

さて、田の神様は、12/5~2/9まで、家のどこにいるのか?

<家の隅っこで寝ているそうです・笑>

なんだか微笑ましい神様ですね。

kiina@能登スタイル金沢出張所

旧暦

こんにちは、フジイです。

ふたたび、あけましておめでとうございます。
1月23日は旧暦のお正月でした。

暦というと、今では一般的に新暦(太陽暦)を使用していますが、
日本では明治時代あたりまでは旧暦を使用していました。

旧暦は、月の動きにあわせてつくられていて、
新月を新しい月の1日とするカレンダーになっています。

「○月」という言い方もここから来たのでしょうかね?

実は、月の動きと生物のバイオリズムは連動しているらしく、
満月になると生物が活発になります。

人間も例外ではなく、交通事故なども満月のときになぜか多く、新月のときは少ないそうです。

狼男もあながち間違いじゃないかもしれないです・・・
宇宙の神秘!

中国や台湾などでは今でも旧正月を盛大にお祝いしていますが、
能登でも旧暦が使用されていて、ちょっと前までは
旧正月になるともう一度お餅をついて食べたりしてお祝いしていたそうです。

なんだか興味深いので、
わたしも今年は旧暦を意識して年を過ごしてみようとおもいます。

今年の目標をかかげるも早々に頓挫してしまった方、
旧暦なら新年なりたてですよ!笑

カレンダーも色々出ているので色々探してみるのもおもしろいかもしれませんね◎

能登の稲刈り

先週はお天気もよく、珠洲からの帰路もあちこちで稲刈り。

はざ干しの稲穂も、お日様を浴びて気持ちよさそうです。

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お米が実って、そこここにミステリーサークル出現!

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稲刈り済みの田んぼ。
ちょっとさみしくもあり、能登は秋の準備に入ります。

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kiina@能登スタイル金沢出張所

藤の花

藤の花がきれいに咲いています!
公園の定番と言えば藤!!
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藤棚というくらいでして、木製の藤棚に藤が見事に絡まり木陰を作っています。
その木陰にあるベンチに座るととっても気持よい5月の風。
でも、藤って本当はスゴいんです。
公園で見るより、遥かに多く見かけるのが車の中から。
山の木々に絡まり、這い上がり、木の上が藤色になっている景色をこの季節よく見かけます。
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藤の生命力の強さには脱帽です。
そして、新緑とともに、この季節能登のドライブでは藤も見応えありますよ。
千@能登スタイル

春爛漫

春,春,春!
そんなタイトルのブログが続きますが、
北陸の冬は暗くて長いからか、この春の喜びは本当に大きいのです。
さて、能登地方の桜も見頃。
でも、週末はお天気が悪そうです。。。
今日の晴天、最後の花見日和だったのでは、、、、
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近所の桜も満開!
そして、道ばたにはわらびが。
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わらびを採るのに、「わらびの目」になって探さねば。
千@能登スタイル

春の訪れ

4月も気がつけば半ば。
私たちの住む能登もそろそろ桜が開花しそうです。
近所の桜の木。
少しだけ花を咲かせていましたよ。
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そして、道ばたや畑のあちこちで見かける水仙の花。
色鮮やかで、桜同様春を感じさせてくれます。
Suisen
千@能登スタイル