こんにちは。毎日気温が30度超えと毎日暑い日が続きますが、
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
夏は暑いものですが、夏祭りはもっと熱い!
能登は祭り王国と呼ばれるほどの土地なので、特に夏は毎日のようにどこかでお祭りをやっています。
普段はシャイな人が多いから?祭りで弾けまくるのかわかりませんが、
熱い熱い能登の祭りの中でも、本当に熱い(火が)お祭り、能登島の火祭りに行ってきました!
能登島の向田火祭りは日本3大火祭りの一つで、伝説では越後の伊夜比古神(男神)が訪れ、伊夜
比咩神(女神)と年に一度の逢瀬を楽しむお祭りです。
男衆が伊夜比咩神社から神輿と大小7基のキリコ(奉灯)を崎山お旅所まで担ぎ出し、高さ30mもの大
松明に手松明を投げつけて点火します。大松明は火柱となって燃えさかり、燃えつきた松明の倒れた方向によってその年の豊漁、豊作を占います。
まずは神事を行い、神輿と奉燈(キリコ)が広場に向かって行きます。
島だからなのか、太鼓の音とお囃子、掛け声が独特のリズムです。
キリコの上に乗って太鼓を叩いているおじさん達がすごく楽しそうです。
広場に到着すると、高さ30mもある松明の周りを神輿と奉燈(キリコ)がぐるぐる。
キリコが周りを回り終わって広場から退場すると、大松明の周りに火種が灯され、
小さな松明を持った人達が、松明を外へ内へと回しながら、ぐるぐると大きい松明の周りを回ります。
松明を持った人たちは、能登島の人ばかりではなく、外の人も参加OK。
だんだんと人が増えていき、祭りムードが高まって幻想的な雰囲気になっていきます。
』
人も増え、何周か回ったあと、
「いけーー!」の掛け声とともに、
一斉に、大きい松明に、持っていた松明を投げ込みます!
どんどん燃え上がる大松明。
高さが30mもあるのに、あっという間に火が頂点まで達しました。
写真だとあんまり高さがわかりづらいですが、
火がともると、気温だけでなく、人々の熱も最高潮に!
大きな松明がふらふら。
いまにも倒れそうなのを、
みんなハラハラしながら見守りました。
そして、ついに。
歓声があがります。
倒れた方向で豊漁、豊作を占うそうです。
山側が豊作、海側が大漁になるそう。地図で見てみたら、山側でしょうか?
そして、鎮火も見物です。
男衆が、綱を曵いて行きます。
火が消火されると、いっきに涼しく。
熱い祭りでした!生で見ると迫力がすごい。
神社から広場までの道中に、島の子供達が書いた燈籠が。
うんうん、食べたい。
フジイ@能登スタイル