三連休明けましたね?。
首都圏では大雪だったみたいですね。渋谷のスクランブル交差点に雪が積もってる映像や、
「車のスタッドレスタイヤやチェーンが売り切れ!」というニュースが流れてました。
犬が喜んで庭をかけまわっている映像にはキュンとしましたが、降りすぎるとやっぱり大変です。
能登でも七尾や中能登町のほうは、雨が降ったりして雪はほとんど溶けましたが、
朝晩は地面が凍ったりするので注意です。
さて私は、この三連休は工場見学にいったり、和倉温泉冬花火に行ったりとなかなか充実した休日でした!
工場見学のレポートをかこうと思います!
さて、何の工場にいったかというと、能登スタイルストアでも人気の商品「もみいか」
を製造している西海水産さんの工場です。
もみいかとは、簡単にいうと、内蔵ごと丸干しにしたイカです!
工場に案内していただき、工程を見せてもらいました。
まずは、イカを塩や砂糖、能登の魚醤「いしる」(イカのいしるです)で味付けします。
使用するイカはイカ釣り漁船で有名な能登町の小木地区のイカ。
鮮度を保つために、釣ったものを船の上で冷凍するのだそうです。
そして、表面の塩分を抜き、身をやわらかくするために、水洗いしながら手もみしていきます。
(もみいかの名前の由来ですね。)
機械では難しい力加減が手でもむことでできるのだそうです。
そのあと、網に並べて、乾燥させます。
そうすると、おいしいもみいかに!
内蔵もそのままなので、肝まで味わえ、お酒のおつまみなどにも人気です。
もみいかは、もともと、江戸時代末期に富来(現在の志賀町)の漁師が函館へ出稼ぎにいったときに、
故郷の両親においしいものを持って帰りたいと、
生のイカを保存できるように塩漬けにして持って帰ったそうです。
しかし、そのまんまでは塩辛くて食べられないので手もみで塩抜きしたことがルーツなんだとか。
能登の方を中心に食べられている保存食・醗酵食品です。
また、いしるで漬け込んでいるので味も◎
「もみいか」ぜひぜひ食べてみてくださいね!
今回伺った工場は、能登の西側・志賀町にあります。
志賀町や輪島市などの西側は、通称「外浦」と言って、
いわゆる、全国の皆様が抱いている「日本海」のイメージ
・・・2時間ドラマで犯人が「私がやったのよ!」などと自白する崖/演歌の背景/荒波がザッパーン はだいたい、外浦のことです。
(実際に、こないだ広末涼子さんや中谷美紀さんが主演していた映画、松本清張の「ゼロの焦点」のクライマックスは志賀町が舞台なんです!)
※対義語で「内浦」(七尾市や穴水町など)という言葉もありますが、
こちらの海は波がおだやかで、まるで湖のようだという方もいます。
でも、この日はちょっと晴れていたので、ドライブには最高でした!
夏場のドライブは気持ちがよく、冬場はわりと気候がハードですが冬だけの風景を見るのも楽しいです!
フジイ@能登スタイル