金沢でまたまた能登スタイルフェア!

毎日暑い日が続きますね!

さて、うれしいイベントのお知らせです。
またまた金沢に能登スタイルがやってきます!

この春にも開催され、好評だった能登スタイルストアフェアが、
明日8月1日から1週間、めいてつエムザほくりくキッチンにて再び開催されます!

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前回は入荷すぐに売り切れしてしまった人気の「冷やしクリームパン」、
ネット未発売の「赤なまこカレー」、「干しホタルイカ」も。
初出品の「超低塩味噌」、「柚子なんば味噌」もお目見え。
食べた人はみなハマってしまう、能登スタイルストアオリジナルの「ほうじ茶ほろほろクッキー」は限定で食べきりサイズのミニパックが初登場します!

今回のフェアでのオススメ商品をご紹介!

◎前回のフェアで入荷即完売になるほど大人気!パンがふんわり、クリームとろり
珠洲・古川商店の冷やしクリームパン

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パン生地のしっとりした食感の中に、クリーミーな舌触りの二つのクリームが
最高にマッチした冷やして食べるクリームパンです。
ひとくち食べると、能登の素材を使ったクリームの甘さが口の中に広がりとろけます。
ネット販売では、能登大納言あんクリームと、珠洲塩ごまクリームが中心となった
おまかせセットですが、フェアでは、能登栗や、ブルーベリー味もお目見え!

◎健康志向の方に人気だった商品です
能登野菜 中島菜粉末

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七尾市中島町で古くから栽培されている能登野菜・中島菜を粉末にしました。
苦味が強いこの中島菜には、最近の研究で血圧上昇を抑える成分が多く含まれていることがわかったそう。
秋に植え付けをし、雪の下で冬を越すことで養分が多く蓄えた野菜なのだそう。
粉末なので、料理に混ぜたり、かけたりと様々に使用できます。

◎食べた人はみなハマる!フェアでは限定の食べきりミニサイズが販売!
ほうじ茶ほろほろクッキー(うすくち/こいくち)

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サクサクの歯触りと、ほろほろっとした口溶けが魅力の
能登スタイルストアオリジナルのスイーツです。
能登で釜煎りしたほうじ茶を練り込んだ香ばしいスノーボールで、
試食した方は高確率で気に入るほどの!
粉砂糖仕上げで甘い「うすくち」、さらにほうじ茶の粉末で仕上げた大人味の「こいくち」の2種。
うすくちはお子様に、こいくちは甘いものが苦手な方にもおすすめです。
※ネットショップの販売は12個入りですが、フェアでは6個入りでの販売になります。

◎初出品!ネットショップで根強い人気。パンにもつけられるお味噌です
能登海洋深層水仕込み「海味」超低塩味噌

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海洋深層水でつくったミネラルたっぷりの塩を使って丁寧に作った味噌。
人気の秘密はその塩分濃度。
普通の味噌の塩分濃度は15~18%で、低塩味噌でも10%ほどなのに対し、
この味噌はなんと塩分濃度5,5%と超低塩。味噌の味が楽しめます。
お味噌汁よりも野菜スティックや焼きおにぎり、パンにそのままつけるのもオススメ。

◎初出品!辛味と酸味が絶妙、スタッフイチオシの逸品
柚子なんば味噌

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ゆずの香りとしその実の酸味、味噌のコクとうまみのあとに
ピリッとくるなんばの辛味が絶妙なおかず味噌。
味噌は、珠洲の大豆、地元能登町の海洋深層水塩、自家製の糀を使って、
昔ながらの製法で仕込んだ無添加のもの。
ほかほかのごはんや野菜にはもちろん、冷ややっこや焼きおにぎりにもおすすめ。
スタッフ絶賛の逸品です!

どの商品も数量限定!
県内の方はもちろんのこと、夏休みに石川県に観光に来られる予定の方も、
この機会にぜひお立ち寄りくださいね◎

「能登スタイルストアフェア」

◯期間
2012年8月1日(水)~8月7日(火)
◯時間
10:00~20:00
◯場所
めいてつエムザB1F・「ほくりくキッチン」
石川県金沢市武蔵町15-1、近江町市場向かいの百貨店です。

能登島向田の火祭り

こんにちは。毎日気温が30度超えと毎日暑い日が続きますが、
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

夏は暑いものですが、夏祭りはもっと熱い!
能登は祭り王国と呼ばれるほどの土地なので、特に夏は毎日のようにどこかでお祭りをやっています。

普段はシャイな人が多いから?祭りで弾けまくるのかわかりませんが、
熱い熱い能登の祭りの中でも、本当に熱い(火が)お祭り、能登島の火祭りに行ってきました!

能登島の向田火祭りは日本3大火祭りの一つで、伝説では越後の伊夜比古神(男神)が訪れ、伊夜
比咩神(女神)と年に一度の逢瀬を楽しむお祭りです。
男衆が伊夜比咩神社から神輿と大小7基のキリコ(奉灯)を崎山お旅所まで担ぎ出し、高さ30mもの大
松明に手松明を投げつけて点火します。大松明は火柱となって燃えさかり、燃えつきた松明の倒れた方向によってその年の豊漁、豊作を占います。

まずは神事を行い、神輿と奉燈(キリコ)が広場に向かって行きます。

島だからなのか、太鼓の音とお囃子、掛け声が独特のリズムです。
キリコの上に乗って太鼓を叩いているおじさん達がすごく楽しそうです。

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広場に到着すると、高さ30mもある松明の周りを神輿と奉燈(キリコ)がぐるぐる。

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キリコが周りを回り終わって広場から退場すると、大松明の周りに火種が灯され、
小さな松明を持った人達が、松明を外へ内へと回しながら、ぐるぐると大きい松明の周りを回ります。

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松明を持った人たちは、能登島の人ばかりではなく、外の人も参加OK。

だんだんと人が増えていき、祭りムードが高まって幻想的な雰囲気になっていきます。

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人も増え、何周か回ったあと、

「いけーー!」の掛け声とともに、
一斉に、大きい松明に、持っていた松明を投げ込みます!

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どんどん燃え上がる大松明。

高さが30mもあるのに、あっという間に火が頂点まで達しました。

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写真だとあんまり高さがわかりづらいですが、

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火がともると、気温だけでなく、人々の熱も最高潮に!

大きな松明がふらふら。
いまにも倒れそうなのを、
みんなハラハラしながら見守りました。

そして、ついに。

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歓声があがります。

倒れた方向で豊漁、豊作を占うそうです。
山側が豊作、海側が大漁になるそう。地図で見てみたら、山側でしょうか?

そして、鎮火も見物です。

男衆が、綱を曵いて行きます。

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火が消火されると、いっきに涼しく。

熱い祭りでした!生で見ると迫力がすごい。

神社から広場までの道中に、島の子供達が書いた燈籠が。

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うんうん、食べたい。

フジイ@能登スタイル

里山サイクリング

北陸も梅雨明けして夏本番。一歩外に出るともわっと熱気が・・・

さて、久々の更新です。

先日、飛騨の里山サイクリングに行ってきました!

里山サイクリングとは、飛騨の自然や風景をガイドさんが案内してくれて、楽しみながらサイクリングができるツアー。

事務所があるのは、飛騨市の古川町。古くて趣のある風景が残っている町中。

カッコイイチャリに乗れるだけでもうテンションが上がってきました!

いざ出発!ガイドをしてくださったヒサさんと。
なんと、能登スタイル和倉店の最終日に来店してくださったそう!

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まずは古川の街を駆け抜けます。

鯉が大量に泳いでいる用水路が印象的。

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街を出ると、こんな風景が。

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里山里海といえば、能登が認定された世界農業遺産を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、

飛騨は四方八方が山、山、山!

能登にも里山はありますが、スケールがでかい!
高い山々の緑と、一面に広がる田んぼの黄緑が目にまぶしい。
空も高くて、空気もおいしい!

アスファルトで舗装されていない細いジャリ道や、
おたまじゃくしが元気に泳いでいる田んぼを走り抜けていると、
小学校の夏休みを思い出して、涙が・・・(風を目にモロに受けて本当に涙が笑)

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走っていると地域の人にも出会います。

「ここに来た人は、みんな私の子供みたいなもんだからね!」と、
流れで地元の方にリンゴジュースまでごちそうに・・・(ありがとうございました!)

調子に乗って全員で丸々一本空けてしまいました・・・

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調子に乗る人たち笑

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風景だけでなく、地元の人ともふれあえるなんて!

しかも地元の方も、見知らぬ旅人に対してすごく親切にしてくださって、
ますます飛騨が大好きになってしまいました。

湧き水のきれいな場所で景色を眺めながら一休みしたあとは、
川に沿って町中に戻ります。

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川では鮎釣りをしている人や、
すごーく狭い土手の道を通るんですが、夏休みの部活帰りの中学生とのすれ違いはハラハラ。

春は桜を見ながら、秋は山の紅葉と、季節によって違う魅力があるとのこと。
もう一度行きたくなるサイクリングでした!

今回は、午前中だけのハーフコースだったのですが、かなり楽しめました!

がっつりサイクリングしたい方はスタンダードコース、宿泊付きのコースもあるようです。

サイクリングのあとは、里山サイクリングスタッフさんおすすめのランチ「いなほ」
この量で850円・・・!味も絶品。

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最後は鯉の餌やりを楽しんで帰りました!

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風景も、人も、全てがすてきな街でした。
ありがとうございました!

フジイ@能登スタイル

穴水の虫送り

こんにちは。

どうも、じとじと、梅雨らしい天気です。
今日は満月です。
関係ないです。

さて、先週の土曜日、穴水宇留地地区で行われた、虫送りにいってきました!

虫送りとは
松明をもって田んぼのまわりを歩き、虫を払って今年の豊作を祈る
日本の伝統的な行事です。

昔は能登の各地で行われていたのですが
今では毎年かかさず続けているのは、この穴水町宇留地地区だけのようです。

日暮れころ、子どもらのたたく太鼓の音に誘われるようにわらわら人が集まりだし
宇留地神社の横には、大きなおおきな火がたかれます。

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くべろくべろ、もってけ、もってけ、つけろつけろ、と勇ましい声のとびかうなか
どんどんどんどん、松明に火が灯されていく。

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ひとつずつもてー、いくぞー、という声につれられて
女のひとも、男のひとも、おとなも、こどもも
こーんな長いたいまつを持って、田を歩きだします。

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虫を送る呪文

うーんか、うんか、でーていけー
うーんか、うんか、でーていけー

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静かな田んぼにひびく
うーんか、うんか、でーていけー

あとは、火のぱちぱち、という音と、笑い声しか聞こえません。

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最後には、虫を追い払う「のさ」と呼ばれる護符を
田に水を引き入れる場所に立てて神事を行います。

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雨の降る中でも、火はたくましく「のさ」を燃やし、盛大に歓声と拍手がおこります。

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なんだか、懐かしく恋しい夏の空気に、心が揺さぶられる、そんな夜でした。

今年はかならず豊作になりますね。

おつる@能登スタイル

 

能登スタイル夏合宿(後編)

さて、前回のブログで地ビールに地豆腐体験をした能登スタイル夏合宿、後編です。

道の駅狼煙を後に、車は海岸線沿いを走っていると、なにやら人だかりが・・・

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なんとこれ、全てかかし!にぎやかです。

これだけいたらカラスもびっくりして寄って来なさそう。

そして一行は木の浦海岸へ。

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山も海も田んぼも民家もあって、素敵な風景がひろがっていました。

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田んぼもものすごくきれいで、おたまじゃくしやアメンボ、カエルが元気に泳いでました。

こんな素敵な場所にあるログハウスに住んでおられる、星稜大学の澤先生夫妻にお話を伺いました。

このあたりは、冬になると風も強く、気候が一番厳しい土地だそう。この土地に住むようになった経緯や、
NPO法人日置らいで行っている活動などのお話を聞きました。
日置らいでは、タコすかしで捕獲したタコと、地元素材を使ってたこ焼きを作る体験や、
納豆を作る体験などをしているそう。

このおうちの隣には二三味珈琲の焙煎をしている舟小屋があり、
ご夫妻がなんと挽きたてほやほやの珈琲豆でいれた珈琲を振る舞って下さいました。
波の音を聞きながら挽きたての珈琲。贅沢なひとときでした。

木の浦の素敵な風景をしばし堪能してリフレッシュしたあと、お宿に向かいます。

今回宿泊したのは、農家民宿「ひろ吉」さん

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原木のしいたけを栽培されている農家さんでもあり、民宿の前には原木が並んでいます。

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ここで、夕食としてピザ焼き体験をさせてもらいました。

一次発酵までしてくださっていた生地の形を整える作業から。

コツを教わりながら 
スタッフも挑戦!
手をうまく使って生地をきれいにまとめていくのは至難の業。

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なんとかまとまった?

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これをさらに醗酵させます。

その間に火おこし。ご主人のひろ吉さんが数ヶ月かけて作った釜だそう。
火がぶわーっと釜の中を回ります。

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そして醗酵した生地がこちら。
こんなに膨むなんてびっくり。生地って生き物なんだなあと実感しつつ、
生地をいよいよのばします。

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自家製のトマトソースを塗って、具材を置いて、釜で焼いてくれます。

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完成!

まずは山菜の乗ったピザ!

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以下、スタッフの胃袋に一瞬でおさまって行ったピザたち。
食べてばっかりな合宿なのは気のせい・・・?

・トマトとチーズとバジルでマルゲリータ

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・生ハムとルッコラのピザ。焼かないピザはさっぱりして新鮮!

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・にんにくとチーズとトマトのピザ

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・原木しいたけ&きのこのピザ

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・最後は磯のかおり、あおさのピザ

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ピザ以外にも、奥さんのふみえさんお手製・原木なめこと枝豆のお味噌汁など、
地元珠洲の食材を使ったお料理、お腹いっぱいいただきました。

そしてこの日は夏至。ということで、能登らしく、和ろうそくでキャンドルナイト。

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菜の花ろうそくに、お米のろうそく、灯りのひとときシリーズなど、
色とりどりの和ろうそくでゆったりと過ごしました。

和ろうそくの灯りの中って本当にリラックスして集中しておしゃべりできるんですよ!

翌日はまたまた豪華な朝ご飯。

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珠洲のおいしいお米に、お味噌汁、焼き魚にもずく、手づくり豆腐まで!

お豆腐は、豆乳に、海水をいれて固めたもの。
ほんのり甘くて、調味料いらずのやさしい味。

今回宿泊した農家民宿ひろ吉さんは、ごはんもおいしいのはもちろん、
親戚のおうちに遊びにきたような、ホッとする雰囲気。

ひろ吉さん、ふみえさん夫妻のあたたかい人柄がくつろげるお宿でした。ありがとうございました!

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風景、人、ものなど、能登の魅力を改めて満喫できた合宿でした!

フジイ@能登スタイル

能登スタイル夏合宿(前編)

こんにちは、能登スタイルスタッフのフジイです。

今週で6月も終わり。早過ぎてびっくり。
でもでも、夏は個人的に大好きな季節なのでわくわくです。
(極度の寒がり&低体温なため、夏しか適応できないとも言う)

さて、毎年、この時期になるとスタッフで能登島BBQをしているのですが、
今年はちょっと趣向を変えて、能登を楽しもう!ということで夏合宿をしてみました!

朝、七尾の能登スタイル事務所を出発して、まずは、能登町にある、日本海倶楽部さんへ。
能登の地ビールが飲めるお店です。

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海沿いに建つ洋風の建物で異国情緒あふれる雰囲気。
ここは本当に能登なのか?
海外旅行に来た気分が味わえます。

雨も降っていないため、外でビールを飲みつつランチ。
ナンやケバブ、エミューの唐揚げなどをいただきました!

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(※食べるのに一生懸命になりすぎて、料理写真を撮り忘れました)

そしてもぐもぐ食べている私達の横に併設された牧場から、エミューの熱い視線。

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視界に入るエミューと、エミューの竜田揚げを食べる私達・・・命の有り難さを感じられます。

あいにく当日は曇りだったのですが、晴れた日にビールや料理を外でいただくといいかもしれません。
牧場やビール工場、50mもある滑り台なども併設されていて老若男女楽しめるスポットです◎

お腹がいっぱいになったあとは、珠洲市の狼煙へ。
道の駅狼煙からすぐのところにある、禄剛崎に向かいました。

食後の運動にちょうどよい?結構きつい坂を登ると、能登半島最北端の灯台があります。

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景色を堪能したあとは、道の駅狼煙に戻り、地豆腐作り体験!

この道の駅は、珠洲で栽培されている大浜大豆と、揚げ浜塩を作る際に出るにがりを使った地豆腐が人気。

能登スタイルストアでも人気の商品なのですが、スタッフみんな作るのは初挑戦。

材料は、大浜大豆の豆乳、にがり、お水。

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まずは、珠洲焼のおわんに、にがりとお水を入れます。

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豆乳を計量カップに入れて、お湯の中で温度が上がるまでまぜます。

スタッフみんな真剣な表情で、湯気の熱さと戦いながらひたすらまぜまぜ・・・

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温度がなかなか上がらないハプニングに見舞われつつ、豆腐を固める作業に。

にがりを入れたお椀に高い位置から豆乳を注いで、待つ事5分。

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ぷるぷるでやわらかいおぼろ豆腐が完成!

大浜大豆は、幻の大豆と呼ばれるだけあって、甘みが強く濃厚。
豆乳の試飲もさせていただいたのですが、これが甘くて美味!

豆腐は、にがりの塩味がいいアクセントになって、おいしかったです◎

この地豆腐作り体験、30分800円でできますのでぜひ!(※要予約)

狼煙をあとにして、車は海岸線沿いを走ります。(後編につづく)

梅雨

本格的に梅雨。

特に北陸は雨や湿気が多い地域とあって、憂鬱な季節・・・

でも、雨や湿気が多いのは、悪いことばかりではないんですよ!

例えば、輪島塗。
漆は湿気で乾くという特性があります。
つまり、能登の湿気が、輪島塗に必要不可欠なのです。

先日、能登スタイルストアでもおなじみ、輪島のキリモトさんのところへ見学に行かせてもらいました。

私の母校では、ゼミで毎年キリモトさんや輪島塗の職人さんのところへ見学に行っていて、
今年は先生や後輩たちにまざって同行したという訳です。

◯まずは桐本木工所へ。

なめらかなツヤと質感。キリモトさんの輪島塗りは本当に美しいのです。

美しいだけじゃなく、機能的。
コップにしても、口当たりがやわらかい。日常に使える輪島塗。
本物ってこういうことかとハッとさせられます。

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商品や、紙芝居を使って熱心に説明してくださるキリモトさん。

輪島塗は木地、塗り、蒔絵などもともと完全分業制なことや、漆の特性、塗るハケは海女さんの髪の毛から出来ている(!)ことなど、濃密な講義。

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職人さんの仕事場にもお邪魔させてもらいました。

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これは・・・!

能登スタイルストアでもおなじみの名刺入れ

すてきです。思わずうっとり。

◯次は木地職人の寒長さんの工房にお邪魔しました。

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寒長さんのすごいところは、なんと喋りながらお椀を削って行くんです。

しかもトークが面白い!すごすぎる。

手ざわりとカンでここまで仕上げるのは、さすが職人さんです。

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◯最後に蒔絵師の中島さんの工房へ。

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さらさらっと絵柄を書くことわずか1分ほど。

植物や動物がまるで生き生きと動き出しそう。

他にも、貝を細かくくだいて貼付けた工芸などを見せてもらいました。

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実はこの見学は2度目なのですが、何度見ても職人さんは凄いです。

輪島塗、奥が深いです。

フジイ@能登スタイル

神楽坂「うぶ」

先日、雨の中、東京は神楽坂に行ってまいりました。

神楽坂は、粋な花柳街として賑わったところ。
細い路地がいくつもあって、まち歩きには最適な場所。

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お店のサインかな?
情緒があります。

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路地の曲がり角にあったパリ風カフェ。

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とか、飲食、雑貨と、いろんなお店が路地のあちこちにあって、
すごく賑わっているんですよ。

夕方、お腹が空いたので、地元の方の案内で入ったお店は、神楽坂「うぶ」

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赤なまこの酢の物です(笑)
気を利かせてくれたメンバーが注文してくれたw
いっただきまーす。

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お江戸で赤なまこが食べられるとは!

日本酒も、 中能登町の御祖酒造「遊穂」、能登の農口杜氏の「常きげん」など
北陸のお酒も充実です。
使っている塩も能登の塩。

聞いてみると、ここの板長は、和倉温泉の「加賀屋」の雪月花オープン時に
応援で厨房に入っていたチームの一人だとか・・

神楽坂で能登につながっていくとは、驚き!

能登の話題、すごく懐かしそうでした!

神楽坂の隠れ家的なお店です。

■肴菜 神楽坂 「うぶ」 (右舞)
 新宿区津久戸町3番5号 てっぺいビル2F

kiina@能登スタイル金沢出張所

 

おみやげ館で実演販売

先日、金沢駅でも赤なまこコスメが買えるようになった
ご紹介しましたが、さらにお知らせです!
今週末6月17日(日)に百番街おみやげ館の噴水前で
能登の赤なまこコスメのデモ販売をすることが決定しました[E:happy01]

どんな使い心地なの?試してみたい!など、興味あるな~という方!
ぜひお越しくださいね!
フロアマップ1の横、獅子の滝前でお待ちしています[E:happy02]
金沢百番街おみやげ館のフロアマップはこちら

野草でお茶

能登はいよいよ梅雨入りしたようで、ちょっとじめじめ感が出てきました。

日本には24の季節があって、今年は6月4日までの季節を小満といいます。

「いのちが次第に満ち満ちていくうころのこと。草木も花々もとりも虫も獣も人も、日を浴びて輝く季節」
とあります。

というわけで、先日、生き生きとしだした野草をお茶にしよう!というアートNPOヒミングさんのワークショップに参加してきました。

場所は、富山県の氷見市。富山って遠いんじゃ・・・と思っているのもつかの間、氷見市は能登の隣の市で、中能登からだと約30?40分ほどで着いてしまいました。近い!

梅谷の里という、美しい里山です。

先生の野草の解説をもとに、山散策&野草摘み。

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この日は、クマザサと、カキドオシという野草を摘みました。

カキドオシという名前は、垣根も超えてしまうほど伸びることが由来だとか。


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カキドオシは、茎が長く、葉っぱは小さくて丸くぎざぎざしているのが特徴。

ちょっとハーブみたいなさわやかな香りがしました。血糖値を下げてくれるとか。

たくさん収穫したあとは水で洗って干します。

ホームセンターなどで売っている干物などを干すやつがベストだそうです。

これで1週間ほど乾燥させます。

このあと、あらかじめ1週間乾燥させた野草からお茶の入れ方をレクチャー。

色んな野草をブレンドしたお茶を、木漏れ日の中でみんなでいただきました。

とっても飲みやすくおいしかったです◎

その後、このワークショップで摘んで来たカキドオシを少しいただいて、おうちで干してみました。

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1週間後

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ぱりっぱりになってお茶っぽさが出てきました。

あんなにたくさんあったのに見事に縮んでいます。

これをフライパンで香ばしく煎って粉状に。

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古川商店さんの冷やしクリームパン(大納言小豆クリーム)とともに。優雅なティータイムです。

おいしくて体に良くて、何より身のまわりのものでできる楽しい野草茶作りでした!

ヒミングさん、ありがとうございました(*^^*)

フジイ@能登スタイル