青柏祭(せいはくさい)は、石川県七尾市で開催される、981年(天元4年)より伝わる祭です。
青柏祭の曳山行事(せいはくさいのひきやまぎょうじ)という名称で重要無形民俗文化財に指定されていて、府中町、魚町、鍛冶町の3町が、それぞれ一台のでか山(曳山)を奉納する為のお祭り。
でか山(高さ12m、上部の開き(長さ)13m、幅、上部4.5m、下部(車輪間)3.6m、車輪の直径2m、幅0.6m、重量20トンと山車としては日本最大級)。
一歩間違えれば、大事故という危険な状況で祭りに携わる人(山のもん)は、意地とプライドをかけて代々受け継がれて来た祭りを、命がけで守り抜いていました。
私は《お祭り》というモノにしっかりと参加したのは始めてでした。
こんなに参加型で楽しめる祭りはそうそうないのでは。。。
勿論、こちらでは地元のお世話になってる方々のご好意で、この祭りに観光客という立場ではなく、深い関係で参加させて頂いたというのはあると思います。
しかしながら七尾の方々は祭りに携わる人が、自分たち自身もしっかりと楽しむというスタンスで祭りを運営しているので、見ている観光客の方も臨場感が伝わり、自然と盛り上がるのではないでしょうか?
普段静かなこの町が、変貌し人で埋め尽くされた青柏祭。
今窓から見える七尾の町は、いつも通り穏やかな町に戻りました。
外から来ている人間が言うのはおこがましい事かもしれませんが、始めて感じる《祭りの後》の余韻というものを噛みしめています。
《青柏祭 でか山》に懸ける人々の思い。凄いの一言です!
まだ来た事がない方は是非、一度でいいので来てみて下さい!!
この青柏祭で思わずシャッターを切った枚数、1583枚。
それが私の感情の全てなのではないでしょうか。。。
一部ですが、能登スタイルストアfacebookページにアップしましたのでご覧ください。