能登半島は祭りシーズン!
各地で様々なお祭りが行われ、熱気でいっぱいです。
さて、そんなお祭りの中で、熱量がハンパじゃない、「向田の火祭り」に行ってきました。
地元の方の家で、ちょっとおよばれし、夜の10時頃、メインイベントが始まる頃に会場へ。
手松明を持ったたくさんの人たちが、輪になってぐるぐるまわっています。
田んぼの中にある広場で行われるこのお祭り。
闇の中に、映し出される炎の灯りがとっても幻想的かつ原始的。
そして、号令とともに、各自の手松明を真ん中にある大きな松明の中に放り込み、
徐々に、そして最後は一気に巨大な松明が火柱となって燃え盛ります。
風の向きに、火の粉が降り注ぎ、火柱がMAXになったかと思ったら、傾き始め、そして倒れました。
火柱の先端にささっている旗をめがけて若い衆が走り出し、その旗を競って奪い合うんだとか。
その旗を取った人が今年の福男。どんな人が取ったのでしょうかね。
そして、倒れる方向も大事。
山側に倒れると、豊作!
そして海側に倒れると大漁!
ちなみに今年は海側でしたね。
熱気たっぷりの能登のお祭り。
地元の人達の、お祭りにかける意気込みは相当なもの。
お祭りが終わると、ちょっと寂しくなってしまうんでしょうね。
燃え尽き症候群にご注意を。
次は秋祭りです!
千@能登スタイル
photo by 奈良雄一