朝ドラ「まれ」がはじまってます

こんにちは、能登スタイルスタッフのフジーです。

気がつけば、今日で3月もおわりですね?

もう外はあったかくなってきて、春独特のキラキラなかんじ!

昔は、出会いや別れなど環境の変化が大きい季節なのと花粉の季節なのもあって春はあまり好きじゃなかったのですが、能登に戻って来てからは冬が長すぎて、もうなんていうか春がうれしくって!ちなみに今日は朝から鳥がめっちゃチュンチュンないてました!

さてさて、昨日からいよいよNHKの朝ドラ「まれ」がはじまりましたね。

能登が舞台ということで、まわりの注目度がすさまじいです。

能登のあちこちでポスターやフライヤーが!わたしも事務所のデスクにもフライヤーかざって楽しみにまってました。

能登の海を背景に、まれ役の土屋太鳳さん、かわいい?!

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オープニングから能登の海や景色。そして豪華キャストが能登弁を話してて興奮しました。一人、やたら方言うまい人がいる!!と思ったら石川出身の篠井英介さんでした笑

月曜からはじまって、今日で2回目。能登スタイル事務所でも「見た?」と盛り上がっています!

バスがエンストの場面や、能登の人は路頭に迷ってる人にあんなに冷たくないしもっとやさしいよとか、漁業権の関係もあるので、サザエ勝手にとってきたらだめやよまれさん!という突っ込みもありつつ笑、

・噂が広がるのがネットよりも速い(尾ひれつき)

・相撲が好きすぎる(※祭りも)

・もてなすとなると、やたらごちそうが多い

・野菜や魚くれる

みたいな、あるあるがちゃんと描かれてて、おおお?!と思いました。

野菜や魚やもろもろのお裾分けは、特にスーパーとかがない地域では外に頼らず、自分達で食べ物をつくり、足りないものはみんなで補完しあう。皆で生活してて豊かな文化だなと思いました。

しかもすごいと思ったのは、玄関に勝手に入って野菜がおかれていても、「あー◯◯さんやわ」と送り主が書いてないのにわかるということです!

能登に生まれ住んでいままで何気なくこの玄関野菜を目にしていましたが、結構すごいなあとあらためて思います。

このお裾分けし合うというのは、

・あげる側が、余分を純粋に「あげたい」と思ってる。むしろあげる前提で余分につくったりとったりしている。

・受取る側は、ありがたいというお礼+借りをつくった的なお返ししなきゃーという意識でまたお裾分けでお返しする。

能登の人にものをあげると、よく「気の毒な?」と言われますが、悪いね+ありがたいの意味が含まれてます。

この、「送る」と「受取る」の意識の循環で成り立っている感じがします。

消費社会で生活してると、どうしても「ほしい!」という受取ることに対する思いが過剰になって、お店の店員さんに対してサービスよくて当たり前みたいな意識とかもそれなのか!?と思いました。

これが、お裾分けでは意識が半々。もらうだけでなく、受取る人の意識がすごい。しかも物よりも、やりとりをする人に対してコミットされてるように感じます。

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めずらしく、柄にもなくまじめなことをかきましたが、ドラマをみてて気付きがたくさんあってうれしくなりました。

個人的には、まれのお父さん役の大泉洋さんの大ファンなので朝から見れるのと、あのだめっぷりもたまりません笑(そういえば、釣りバカ日誌の能登編でも大泉さんはちょっと頼りない役でしたね笑)

そして、朝ドラのおかげで朝の身支度をだらだらしていたのが、「まれ、はじまっちゃう!!!」とドタバタ・・・ではなくスピーディーに動けるようになったといううれしい効果!まれさまさま!

放送時間はこちら

毎朝15分のたのしみ、コツコツと見ます。今後も注目です◎

フジー@能登スタイル

能登島の秋祭り

こんにちは、能登スタイルのフジイです。

昨日、能登島の鰀目(えのめ)という地区で行われた秋祭りを見てきました。

秋祭りは秋の実りに感謝するお祭りで、

能登のあちこちで在所(地区)ごとで行われています。

春にも豊作を祈って年に二回お祭りが行われるところもあります。

鰀目は立派な神輿が2基も!

大きな漁港もあるので、漁師さんらしき若い衆たちが、勇ましい掛け声とともに神輿を担ぎ、ぐるぐるとまわったり、勢いをつけて道を行き来します。

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招待したおうちにつくと、太鼓が始まりました。

子供達が太鼓をたたきます。

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そして、いよいよ獅子舞が始まります。

顔に独特の化粧を施した子供が舞います。

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刀を持った踊りなど、数種類の踊りがあるようです。格好良い!

秋晴れのとっても良い一日でした!

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解説を聞けなかったのが残念でしたが、いつか全部のお祭りを見てみたい!
もう終わってしまった地区もありますが、能登島では10月に入ると毎日のように秋祭りが行われるので、ぜひぜひ見てみてください◎

フジイ@能登スタイル

地元商店街で女子力UP

こんにちは。能登スタイルスタッフ、ハシモトです。
先日の週末に、フジイさんと共に「女子力UP講座」に行ってきました。

この女子力UP講座は、我が七尾市の東部商店街の「ひな見の街」企画として、
ここ数年開催されているようです。
今年は、美容院での前髪カットレッスンや、きもの屋さんでの着付けレッスン、
グルメ系では旅館での雛御膳など、全部で11種類のプログラムがありました。
私たちが選んだのは、カメラ屋さんでの写真の撮り方教室。
女子力UPになるのかは微妙なところですが、いざカメラ屋さんへ。
町の小さな写真店ですが、奥に入ると撮影室があって、そこで女子(あえて女子と言っておきます)
5名で教室がスタートしました。
フジイさんをはじめ、立派な一眼レフを持参している方が多かったですが、
私は現在愛用のコンパクトデジタルカメラ。
一眼レフにも憧れますが、いつでもどこでも気軽に持ち運びできるコンデジで
いい写真が撮れればいいなぁと思ったわけです。

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まず、絞りやシャッタースピードなど、基本的ではあるけれども大事なことの
説明をしていただいた後に、物やお料理、風景、夜景、人物を撮るときのコツなどを、
質疑応答を交えて、教えていただきました。
普段、適当に撮影しているので、きちんと言葉で説明してもらえたことで、
ちょっとは写真の腕が上がるような気がしました。
しかし、私の痛恨のミスは、シャッタースピードの設定がどこにあるかわからないということです。
取説は困ったときしか読まないのです・・ 今回は、カメラに詳しい方に教えてもらいましたが、
今度関東に戻った時に、実家から取ってこようと思います・・

教室の合間には、こちらのカメラ屋さんの奥さま(商店街では「おかみさん」と銘打っています)
手づくりのシフォンケーキとケーキが振る舞われ、これで500円。

家の近くでワンコインで、写真の技術UPができて、ケーキとコーヒーが楽しめる、
とってもお得な講座でした。

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皆さんのご近所にも、こんなイベントや会はありますか?
参加したことがない方も、思い切って一度行ってみるのもいいかもしれません。
このようなイベントがないという地域の方は、友達と自分で会を
作ってみても面白そうですね。
都会に出かけていくだけでなく、地元で楽しんでみるのもいいものですよね。

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【本日の能登弁】

「その特盛、たっだ多いぜ。」 ⇒ 「その特盛、すごく多いじゃん。」

「たっだ」は「物凄く、とても」という意味で使います。
しかも、女の子でも、語尾に「ぜ」を使うそうです。
なので、女子高生が「これ、たっだ可愛いぜ。」とか言いあったり
するらしいですよ。(まだ生で耳にしていませんが)
若い人は使わないようですが、女の人が自分のことを「わし」や「おれ」と
言ったりもするので、能登の女性はなかなか男前な雰囲気かもしれません^^

それでは。

ハシモト@能登スタイル

ICOUに行こう

こんにちは。能登スタイルスタッフ、ハシモトです。
2ヶ月ほど前、会社の近くにオープンしたカフェ処「ICOU」。
行きたい行きたいと思っていましたが、先日ようやくランチに行ってきました!

カフェ処と書きましたが、実はこちら、もともとは鹿渡酒造さんという造り酒屋で
あったところを改装して作られたお店なのです。
改装は店主やご家族の方々でがんばられたそうです。

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なんとも風流な佇まいですよね。早速入ってみます。

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  (チャーリー・ブラウンもにっこり)

まず入ると高い天井が。開放感あふれる空間です。

この日のランチは、3日間限定の特別メニュー。

川端鮮魚さんとのコラボ、「じゃり子丼定食」です。
(現在はお店の通常のランチです)

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じゃり子とは、私も能登に来て初めて聞きましたが、この日お店に入っていた
川端鮮魚の海富理さんによると、産卵直前の鱈の卵巣のことなんだそうです。
直前なので1ヶ月間ほどしか味わえないのです。

このじゃり子を、醤油や昆布、砂糖で煮て、温かいご飯にたっぷりかけた贅沢どんぶり。
他にも鱈と牛蒡がたっぷり入ったお味噌汁や、お惣菜、デザートも付いていました。
デザートはほどよい固さの白玉に大豆で作ったソースをかけたやさしいお味。

お料理だけではなく、九谷焼やシンプルながらもお洒落な食器からも
目を楽しませていただきました。

まさに、お店の名前の通り、「憩う」ために「行こう」と思えるような空間でした。

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 (こんな販売スペースや、大正ロマン感じる個室もあります)

ICOU
【営業時間】
  ランチ      11:30-14:00 (売り切れ次第終了)  
  カフェ       14:00-17:00  
  お酒とお食事 17:00-22:00
【定休日】
  今のところ水曜日
【電話】
  0767-57-5797
【住所】
  石川県七尾市木町1-1 (http://goo.gl/maps/LvDbI
※ じゃり子丼は残念ながらないのですが、川端鮮魚さんのおいしい「鱈の子付け」はコチラ

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実は、ここICOUで、3月1日金曜日に「まちづくりdrinks.NANAO」というイベントとして、
能登半島の珠洲(すず)が舞台のドキュメンタリー映画「ひとにぎりの塩」の上映会が開催されます。

フェイスブックページ:    http://www.facebook.com/events/295109877282451/ 
「ひとにぎりの塩」HP:  http://hitonigiri-movie.com/

海水を汲み上げては天日と風で乾燥させて、平釜で焚き上げるという非常に手間のかかる
「揚げ浜式」での塩づくりのお話です。石井監督もいらっしゃいます。
お近くの方はぜひいらして下さいね。
(お店ではなく、上記のフェイスブックから予約をお願いいたします。)

【本日の能登弁】

「あら、気の毒な~」 ⇒ 「あら、申し訳ない。ありがとう~」

こちらの人に聞くと、「ありがとう」だけでは言い表せないそうです。
何か頂いたときなどに、この言葉が出るようです。
能登びとに何かをプレゼントして「気の毒な~」と言われても、びっくりしないでくださいね。

それでは。

ハシモト@能登スタイル

Vio Bell 兼田さん親子の日々

穴水町にVio Bellというカフェがあります。
このカフェを営む兼田正子さんは、穴水という場所に惹かれて移住された方。
日々の能登暮らしを楽しんでいるに違いない!ということで、お話を伺ってきました。

現在は娘さんの怜奈さんと一緒にお店を切り盛りしていらっしゃいます。

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この写真からも伝わると思いますが、とっても仲良しな親子です^^

白いカーテン×観葉植物×木、というすごくおしゃれで可愛らしいお店。
Vio Bellの詳細はこちらをご覧ください♪
のとびと│兼田正子さん

それでは兼田さん親子の日々に迫ります!

■カフェOPEN前・CLOSE後に撮影へ

怜奈さんの趣味は写真。
趣味と一口に言っても、かなり力を入れている趣味です。
能登ワインで個展を開いたこともあります。

ですが、本業はカフェでのお仕事。なかなか写真を撮りに行く時間がありません。
そこで利用しているのがお仕事の前後の時間です。

正子さんが運転し、怜奈さんが助手席から撮影します。
時間がないので走っている車の中から撮ることが多いのだそう。
「(運転席側の景色を撮ろうとして)おなかの上に乗られたりとか。『こっちのほうがいい』って」
と笑う正子さん。

怜奈さんを色々なところへ連れていくことも、「大変ですよ~」と言いつつ楽しそうでした。

怜奈さんは「今日は立山が見えるかも」「今夜は千里浜に行ったら星が綺麗そう」など、その時々で
行きたい場所がピンと来るそうです。

すぐ車で行ける距離に行きたい、見たいと思う場所があるというのが能登の良さですよね^^

■毎日が感動!

日中は出かけることができないので、お店の周りで写真を撮るという怜奈さん。
お客さんがいない時などの時間を使っています。

お店の庭を撮影した写真がこちら。

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                            (撮影:怜奈さん)

どこの国で撮ったんですか?と聞きたくなっちゃいますね!
日本とは思えない景色です。

夕方には夕日を見ることができて、その反対側の空はピンクになるそう。
すごい時は虹も一緒に見られるんだとか。
怜奈さんは「毎日が感動」だといいます。
正子さんも「住んでいるだけで感動が多い。でも、気づかないで住んでいる人もいる」と話していました。

■休日はちょっと遠くへ

水曜日は週に一度の定休日。仕入れなどで金沢へ行くことが多いそうです。
その時に富山や飛騨まで足をのばすことも。
「この前は立山で初めて登山しました」と怜奈さん。

なかなかゆっくり時間をとることはできませんが、うまくやりくりして日々を楽しんでいるようです。


■環境に贅沢な場所

お二人にお気に入りの場所を伺いました。
西部劇に出てきそうな場所で、行くまでもヨーロッパみたいな景色とのこと。
連れて行ってくださりました。

お店から車で15分ほどのところです。(地図→http://goo.gl/maps/Znzj8
景色をバックにお二人を撮影!

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あいにくの雨で残念でしたが、
天気が良いとこんな風景を見られるそうです^^

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                            (撮影:怜奈さん)
素敵…!

こんなに綺麗な田園風景を見ることができる上に、少し車で行けば海も見ることができます。
「海、山、朝日、夕日を一日で全部見られるのは魅力」と怜奈さん。環境に贅沢な場所だよね、と話していました。
正子さんも「海を見ながら買い物へ行けるなんて素敵じゃない?」と笑顔です。

■毎日、生き生き

お二人にとって、素敵な景色は生活の一部。
「毎日が感動」と言える暮らしを生き生きと楽しんでいらっしゃいました。

―関連リンク―
・のとびと 兼田正子さん
・のとびと 兼田怜奈さん