七尾祇園祭


インターン生のおおちです。

 

2018年7月14日、七尾の市街地東部にて、

七尾祇園祭が開催されました。

 

私が住む家(通称:インターンハウス)では、

5月の青柏祭と同じく、”ヨバレ”という宴会が開かれ20人弱の人々が集まりました。

七尾祇園祭は、5月に七尾市で行われる青柏祭で知られる大地主神(山王神社)の夏祭りで、毎年7月の第2土曜日に行われます。

まだ明るい午後6時頃、男たちは、さらしを巻き法被を羽織ります。

私も、法被を羽織り、祭りに参加し、熱い人々の姿を写真に収めました。

 

「そーれ!!さっかさいと!さっかさっさいと!」

*弥栄(いやさか:意味 ますます栄えること)が掛け声になったものです。

 

この掛け声に合わせて、大小11基のキリコ(各町1基ずつ)が動きます。

子どもたちが、キリコの上で、お囃子を演奏し、その場の雰囲気を盛り上げます。

どんどん辺りは暗くなり、火の灯るキリコが街を照らします

キリコを担いで街中を練り歩くお祭りなのですが、

途中で、大地主神社の神主さんから各町ごとにお祓いを受けます。

 

あちこちで、「さっかさいと、さっかさっさいと!」の掛け声

お囃子の音、賑わう観衆の声が街中に響き渡っていました。

11基のキリコが海側に揃った時、

花火が夜空を彩り、さらに祭が盛り上がりました。

その場の雰囲気に飲み込まれ、私もついついキリコを担ぎたくなり、

身長160cmしかない私は、背伸びをしながらキリコを担ぎました。

 

昔は、女性は子供であってもキリコに上がることも担ぐこともできませんでした。

しかし、今は担ぎ手不足などの理由から、女性でも担ぐことができます。

キリコを担いでみると、やはり重かったものの、

自分も祭に参加していることに対しての喜びや

キリコをみんなで力を合わせ、担ぎ回す楽しみを感じ

さらに気持ちは高ぶりました。

 

 

夜12時過ぎ、大地主神社の前で、

祝儀唄である”七尾まだら”に合わせて舞いが披露され、

祭りは、終了しました。

 

5月に行われる青柏祭(でか山)は、私の大好きなお祭りですが、

青柏祭では自分は”観客の一人”という感覚でした。

 

しかし、このお祭りは私も参加することができ、自分も”舞台に上がった”ような、そんな感覚でした。また好きなお祭りが増えました。

 

より一層七尾のことが大好きになり、来年以降も、青柏祭と祇園祭は七尾に帰ってきて祭に参加したいと思います。

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