こんにちは、おつるです。
おつるって誰だ、という方はこちらをご一読ください。
5月13日、快晴、お出かけ日和。
キリシマツツジオープンガーデンマップを片手に
まさに見ごろをむかえたキリシマツツジ鑑賞にでかけていきました。
まず向かったのは、輪島金蔵の慶願寺、日向家。
門構えさながら堂々と、赤く輝く姿がなんともりりしい。
蜂もぶんぶん、うれしそうに飛び回ります。
ここ慶正寺では、木の音(こえ)カフェでコーヒーを飲みながらキリシマツツジを鑑賞する事も出来るということ。
お寺の中で一服なんて、贅沢ですよね。
お次は少し足をのばして、珠洲へ向かいます。
長橋町にある、国吉家。
ここ国吉家は古い民家で、お宅も立派です。
裏庭にあるこのキリシマツツジはなんと樹齢300年ほどとのこと!
300年前、この地はどういった様子だったのか、そんなことに考えをめぐらせながら、ふと足元を見ると・・・
自然のままにしているという池には、無数のおたまじゃくし!
奥さんいわく、毎年、これくらいのおたまじゃくしが生まれているとのこと。
あるがままにしているからこそ、蛙も卵を産み、育てにくいといわれているキリシマツツジも
のびのびと生きやすい環境になっているのかもしれませんね。
さて、正院町にある櫻井家に向かいます。
キリシマツツジはところどころで能登の町まちを赤く染めています。
昼下がりの櫻井家は、一日限定のお茶会の日で、にぎわっていました。
キリシマツツジの赤にぐるりと囲まれてお茶をたしなむ方々。
庭を愛し、鑑賞する能登の人たちの心の豊かさを感じますね。
美しい日本の風景を目にした一日でした。
これは2年目くらいの苗だそう。
キリシマツツジは樹齢を重ねるにつれて横に株を増やしてそだっていきます。
期間中、オープンガーデンに伴って、方々で若いキリシマツツジ苗の販売もしているとのことです。
育てるのが難しいといわれていますが、
桜の終わった時期に赤く輝くキリシマツツジを生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
おつる@能登スタイル金沢出張所