今年のはじめ頃から、揚げ浜式製塩の知恵を調べていて、
塩づくりの副産物である”にがり”を使った
お豆腐づくりの話を聞く機会がありました。
その中で、
「なぜか珠洲の大浜大豆と角花さんのにがりの組み合わせは間違いない」
ということを聞き込んで、いつか食べてみたいと思っていたんです。
角花さんは、国の重要無形文化財に指定された揚げ浜式製塩の継承者。
廃れてしまった製塩法を代々受け継いできた方です。
そして、大浜大豆は、昔から珠洲の方で作られていた地豆を復活させた
幻の大豆。
この2つの”地のもの”を組み合わせると最強のお豆腐になるそうな。
で、今年の3月頃、食べたい気持ちが高じて、能登半島の突端にある
交流施設狼煙へ出かけたのでした。
ここで、お豆腐を作っているわけです。
店長の今井さんからお話をうかがうと、
やはり天然のにがりを使った豆腐づくりは
気温や湿度、豆の状態を見極めて作るので難しいそうです。
早速、夜ご飯に食べてみました。
言っていいですか・笑
多分今まで食べたお豆腐の中で一番うまい!!!!
本当に、びっくりです。
あんまりおいしくて、翌日用にとっておいた1丁も食べてしまいました。
スーパーで売られている豆腐のうち、安いのは水っぽいし、
高い充填豆腐は、最初の一口はおいしく感じるけど、
コクが効きすぎて飽きるんです。
でも、この狼煙の豆腐は、大豆の味がしっかりあるのに、
あっさりしていて、おいしいとしかいいようがない・・・・
あんまりおいしいので、息子の保育園の先生に差し入れしたところ
やっぱり評判良くって、何人もの先生から、
「あのお豆腐おいしかった!また食べたいんですが・・・」と。
実は、狼煙でしか買えないんです・・・
珠洲のスーパーにも置いていないとのこと。
でも食べたい・・・
なので、能登スタイルストアで通販始めました(笑)
能登スタイルストア 大浜大豆地豆腐セット
http://www.notostyle.biz/SHOP/fn05-001.html
ちょっとお高いけど、本当においしいお豆腐だから、
ご近所さんの分もあわせてのお取り寄せに最適デス。
※角花さんのお塩は、基本的にネット販売してませんが、
狼煙館仕様のパッキングで手に入るセットも用意しました。
余談ですが、冬には湯豆腐バージョンがあります。
にがりを使ったお豆腐は、湯豆腐にすると溶けやすくなるので
周りが木綿豆腐、中は絹ごし豆腐という、1丁で2度おいしい豆腐。
興味津々だけど、冬までお待ちくださいね。
kiina@能登スタイル金沢出張所
追加!豆情報
++++++ 大浜大豆地豆腐の能登丼 ++++++
珠洲の鉢ヶ崎ビーチホテルの能登丼3種の一つ
「地豆腐丼」 850円なり
うわぁ~温泉卵がのってて、うまそ~
トロントロンのふるっふるです。