生そば 槐 の更科蕎麦(能登島)

七尾市にある能登島には、のとじま水族館や、能登島ガラス美術館、キャンプ場のWEランドなど、観光スポットがいくつもあります。
アウトドア派には、カヤックやスキューバダイビングもできますし、
現在は野生のイルカも島に住み着いているので、イルカウォッチングもできます。


※能登のそこかしこで見られる、黒瓦。屋根に積もった雪が早く溶けて、
落ちやすくするためだそうです。

そんな能登島に「生そば 槐(えんじゅ)」さんがあります。
数年前にオープンし、ずっと行きたいと思ってたのですが、ようやく先日行ってくることができました。

お店は、能登島のメイン通りからちょっと入っていったところにあるので
少しわかりづらいかもしれませんが、大正時代の民家を改装した、居心地の良い空間でした。

建具もいい風情ですよね。
広く開け放した縁側からいい風が入ってきました。
ほとんどお座敷ですが、テーブル席も少しありました。

ちょっと贅沢に「三色(更科、挽きぐるみ、田舎の合わせ盛り)」と
数名で天ぷらをいただきました。

真っ白な更科は、蕎麦の実の中心部分のみを使っており、歯切れの良い食感と上品な甘さが特徴です。
田舎は鬼殻のついたままの蕎麦の実を、丸ごと石臼で挽いてあります。
挽きぐるみはその中間と言ったところで、蕎麦の実から鬼殻を取り除いて、こちらも丸ごと石臼で挽いたものです。

3種類それぞれの味や香り、歯ごたえが楽しめて、おいしかったです!
もちろん、季節の天ぷらも。

槐さんのお蕎麦は、長野県八ヶ岳産のそばと、中能登に湧き出ている「十却坊の霊水」のみで打っているとのこと。小麦粉やお湯は使っていません。
十却坊の霊水は何年も腐らない湧水で、お蕎麦の風味を最大限に引き出してくれるそうです。

生粉打ちによる水捏ね更科そばはそば打ち技術の最高峰となり、これが食べられるお店は多くありません。
ご主人は、長野のお蕎麦屋さんでの修行の他、和倉温泉の加賀屋さんでも修行をされています。

能登島に遊びに来た時には、ぜひ行ってみて下さい。
さっぱりとしたお蕎麦が、暑い夏にぴったりですね。(冬は冬で、鴨南蛮など気になりますが)
観光の方は、レンタカーがお薦めです。

生そば 槐
〒926-0211 石川県七尾市能登島向田町118-25
TEL 0767-84-0655

定休日:毎週水曜日(水曜日以外でも臨時休業あり)
営業時間:
午前11時〜午後4時 (冬期午後時)  売切れで早仕舞いする時あり
要予約の時間帯:午後時(冬期午後時)〜午後
ゴールデンウイークやお盆期間中はご予約不可。

※情報は、20178月現在です。
変更する可能性もありますので、伺う際は槐さんのHP等をご確認下さい。

久々に本格的なお蕎麦を食べて、大満足のハシモトでした。

【開催レポート】和紙で手作りうちわワークショップ 

こんにちは!最近やっとテストとレポートが終わりウキウキモードのインターン生の山岸です。

7月22日に金沢の八百萬本舗にて「和紙で手作りうちわワークショップ」を実施しました!

今回は能登仁行和紙を使用したうちわ作りのワークショップです!
使った和紙はこちら↓

草木染や紅花の入ったもの、花を漉き込んだものなどさまざまな和紙を準備して行いました!

今回は前半1回目のみの開催となったのですが、10人の方に参加していただくことができました。ありがとうございました!

まず最初に和菓子を食べていただきながら、仁行和紙の説明や、実際に紙をすいている様子、仁行和紙で作っている和紙の紹介をさせていただきました。

七尾の和菓子店、「梅谷常五郎」さんの和菓子です!上段が「朝顔」、下段は左から「清流」、「向日葵」というお菓子です。
涼しげでとてもきれいなお菓子でした。

作り方の説明を終えた後、早速うちわ作りに入りました。

おしゃべりをしながらみなさん楽しそうに作業をされていました。

完成したものがこちらです↓

皆さん作成のうちわを撮り忘れてしまい、スタッフの渋い藍染めのうちわです。

終わった後には大満足!と言っていただいた方もいらっしゃってとても嬉しかったです。
初めての案内役で緊張しましたが、来てくださった皆さんがとてもあたたかく、とても楽しくお話することができました。ありがとうございました。

さて、また次回も9月18日(月・祝)に季節のワークショップを企画中です。
詳細はまた後日お知らせします。
ぜひご参加ください!

それではまた!
インターン生の山岸でした!!