前回の「治郎堂幸露柿取材(じろうどうころがきしゅざい)!!」
に続いて、再びころ柿の取材話を[E:note]
柿が色づき、収穫の時期を迎えるのは、11月初旬だそうです。
ころ柿の特産地、石川県志賀町で栽培されている
渋柿の品種は最勝柿といって、
強力な、渋柿中の渋柿。
不思議なことに、干し柿は水分の少ない渋柿で作らないと、
果肉がかたくなり濃厚な甘さもでません。
渋柿の渋みの原因は、柿に含まれているタンニンという成分です。
「柿のなかにあるタンニンが多いほど、干したあとあめぇんじゃ。」
治郎堂さんは私にそう語ってくれました。
ここで、収穫が始まってからのころ柿の製造手順をご紹介[E:sign01]
ころ柿作りをかんたんに言うと、下のような流れで進みます。
その全部が手作業で、治郎堂さんは朝から晩までころ柿と向き合います。
そのがんばりがきっと、ころ柿のあのおいしさに結びいているんですねぇ。
1.柿を収穫する(11月初め頃開始)
4.柿を※硫黄燻蒸(いおうくんじょう)する
7.出来上がった柿を包装し、箱に詰めて出荷
※硫黄燻蒸とは硫黄(いおう)をもやして発生させたガスで柿を
いぶすことをいいます。
今の干し柿には必ずと言っていいほど行われている技術です。
なんだかこう書くと「大丈夫なの!?」と思われるかもしれませんが、
治郎堂さんのころ柿はこの通常の干し柿に付いている硫黄を除去してあるのが特徴。
治郎堂幸露柿の商品ページにも書いてあります。
まだ現在は販売していませんが、
その前にぜひ、販売中の治郎堂きり幸露柿を味わってみて下さい[E:sign03]
在庫が残りわずかなので、売り切れてしまったらスミマセン[E:crying]