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志賀町・籠漁の甘エビ

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2013年8月

2013年8月21日 (水)

Inside out

ご無沙汰してます。kiinaです。

今日は、本日から始まった「石川県インテリアデザイン協会展2013」
Inside outに行ってきましたよ!

会場は、しいのき迎賓館、8/21~9/1の会期です。

多様なジャンルのクリエイターが提案する展示空間・森・人を繋ぐ新たな探求。

ご縁がありまして、能登スタイルからもいくつか素材を提供しました。

珪藻土や木質を使ったバイオマスマネキンがお出迎え。しょっぱなから危険な香りムンムンです。

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能登のコーディネートはこーでねーと!(^o^)丿

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98歳のおばあちゃんが、95歳まで畑仕事に行くのに来ていた作業着ルックだそう。

能登では柄物の組み合わせが一般的。

今日の色合わせは、比較的涼しげです。

 

この木のフレームのお家、4箇所の入り口に寝転んで能登を体感できます。

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なにげにコラージュされた写真は、能登の写真集「いつもののと」!

ノトヒバのいい香りと、能登上布を使った枕の心地よさ、
それと、五感を刺激する仕掛けがいっぱいだから、自然と眠くなる。

周りの視線が気にならないあなた!寝転んでみてください。

 

お隣は、能登で「まるやま組」の活動をしている萩のゆきさん協力のブース。

萩のさんの世界観、空気感が伝わってきます。

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もしかすると、この木のフレームが人間一人生きていくのにちょうどいい広さかもしれませんね。

最小限のもので暮らすっていうスタイルも憧れ。

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アエノコトとビーサン。。。

なにも気構えなくてもいいよねっていうメッセージかな?

しっかり足元に根をはれば。

 

そんな心がほっとする空間体験の展示会でした!

kiina@能登スタイル金沢出張所

2013年8月 9日 (金)

キリコ祭り

こんにちは。能登スタイルスタッフのフジイです。

もう夏本番で梅雨のことを忘れていましたが、北陸も梅雨があけたそうですね。

さて、以前出店させていただいたTSUTAYA金沢示野店の方から「ブログ読んでます!」とのありがたい言葉をいただいたり、

今週からインターン生が来てくれて、ブログも書いてくれております。ありがとうございます!


私もそろそろ書かなければ・・・と思っていましたところ、

以前書いたブログが3ヶ月前でぞっとしております。どうもお久しぶりです。

もう大分たってしまいましたがお祭りレポートを書こうと思います。

今回は、ご縁があって、輪島市の門前町にある「定広」という集落のキリコ祭りを見てきました。

定広地区は、十数世帯ほどの小さな集落。

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集落の方に土地の名前の由来などを伺い、平家の落ち武者との説を聞き、テンションを高めながら神社へ向かいます。

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夕方近くになると、子供から大人まで集落の人たち(ほとんど全員?)が神社に集まってきました。

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神事が執り行われ、大きな盃でお酒を皆で回し飲みしたあと、いよいよキリコの出発です。

※キリコ:神輿が巡行する道を照らす行灯が大きくなったもの。能登ではキリコのお祭りが夏中そこかしこで繰り広げられます。七尾では奉燈(ほうとう)、西の方ではオアカシとも呼ばれます。

ここの集落は高齢化が進み、神社までの道が急な階段なこともあって、お神輿は神社の中
に鎮座しています。

キリコも大きなものがあるそうですが、担ぎ手がいないことから、小さな子供キリコが2基巡行します。

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お囃子も太鼓のみ。

とてもシンプルなお祭りだからこそ、太鼓をたたくおじいちゃんの気合いが伝わってきました。

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そしてとある家の前に着くと、何やら皆さん家の中に入って行きます。

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なんと集落全員でのヨバレ(!!)

(むしろ会食のような・・・)

※ヨバレ:祭りの際に、解放された家々でごちそうをいただいたり、お酒を飲んでわいわいする風習。知り合いづてだと簡単に誰かの家で合法的にごちそうがいただけます。むしろ歓迎されます。

各家々でのヨバレは能登ではよくありますが、集落の人全員が一軒の家で集まるのははじめてです。

よそものながら混ぜていただき、お酒やらお赤飯やらお弁当やらもろもろごちそうになりました。


毎年、持ち回りでヨバレを担当しているそうです。


観光として賑わう華やかなお祭りも大好きなのですが、

集落が一体となって守っている、こういうシンプルで能登らしいお祭りも良いなあと思ったのでした。


(取材にご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!)

フジイ@能登スタイル